The 1st Japanese Culinary Art Competition
 第1回日本料理コンペティション  

 全国6ブロックで開催されてきた予選大会の最後を飾る「第1回日本料理コンペティション 関東甲信地区予選大会」が去る2007年9月24日(月/祝)に、服部栄養専門学校(東京都)にて実施されました。

 近畿中国四国地区に次ぐエントリー数の中から選ばれた12名の参加者が、京都本選大会への出場切符を得るため、持てる技術を競い合いました。

 大会の冒頭挨拶には、急遽会場入りされた日本料理アカデミー副理事長の栗栖正博先生が立たれて選手を激励された後、各選手たちは5分間隔で静かに、そして落ち着いて調理作業に入っていかれました。今回の作業審査は、日本料理アカデミー会長の村田吉弘先生をはじめ、4名の審査員で行われ、それぞれの審査員がスプーンで料理を頻繁に味見して回るなかでも、各選手は動揺・緊張することなく、慎重に作業を進めておられたのが印象的でした。その甲斐あってか、それぞれの料理もスムーズに仕上がり、各選手の特徴が随所に見て取れる作品が仕上がっていました。特に、会場校である服部学園の万全ともいえるサポート体制は、選手に安心感を与えていました。

 また、当日には当アカデミーのオフィシャルスポンサーである「味の素株式会社」様をはじめ、プレスからは「読売新聞大阪本社」、そしてイギリスのジャーナリストライターであるMichael Booth氏と通訳の土井惠美子氏も来校され、熱戦の模様を見守られました。さらには、当コンペティションのロゴデザインをご担当いただいた、麹谷宏先生もお見えになり、厳正な大会運営に感嘆しておられました。

 今大会では、入賞者の3名が2008年2月8日(金)に行われる、京都本選大会に進出されます。最終入賞者および当日の様子は以下のとおりです。

優勝の岡田 義光氏

優勝作品「ひな祭りの祝い椀 江戸の夏祭りの頃」

2位の児玉 雄作氏

2位作品「豊作に願いを込めて 秋祭」

3位の小林 政巳氏

3位作品「信州奥蓼科 野分け祭りの頃」

作業審査員

外観・試食審査員

健闘を祝して記念撮影

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