2015年8月19日、大阪・あべの辻調理師専門学校において、第5回日本料理コンペティション近畿中国四国地区予選が全国のトップをきって開幕しました。
これまでの地区予選では、書類審査応募作品を再現していただいていましたが、今回より、当日提示された食材を見て、その場で献立を考案し、調理していただくブラックボックス形式とさせていただきました。
ブラックボックスの食材は、地区ごとに異なり、予選会場近隣の料理人さんに秘密裡にご用意いただいています。実行委員会も直前まで分かりません。
本地区では、ハモが入っており、作業審査の第一関門となりました。ハードルは高いですが、今回の選手は粒揃いで、審査も大変であったようです。
3時間30分間の真剣勝負が、静かに繰り広げられ、「作業審査員」の採点結果と、「外観試食審査員」の採点結果の総合点により、京都決勝大会への出場者が決定しました。
優勝者と優勝を逃した選手たちの点数は、非常に僅差でありました。
今回、僅差に泣いた方々も、ぜひまたご参加いただけますことを願っております。
入賞者、当日の様子は下記のとおりです。
優勝 山崎 敦巳 氏(中之島プラザ 日本料理水面/大阪府)
作品テーマ ~素材をいかした一汁三菜~
2位 渡部 光壮 氏(京都調理師専門学校/京都府)
作品テーマ ~京の晩夏~
3位 新谷 渡 氏(倉敷甲羅本店/岡山県)
作品テーマ ~晩夏~
選手作業風景
審査風景
視察・取材風景
当日は、情報誌go baaanにお越しいただき、白熱した大会の様子を取材していただきました。
表彰風景
宗川 裕志 日本料理コンペティション運営委員 京都調理師専門学校
飯 聡 日本料理コンペティション運営委員 京都調理師専門学校
藤原 利光 氏 日本料理かが万 専務取締役
辻調理師専門学校