2015年8月26日、新潟調理師専門学校において第5回日本料理コンペティション東北越地区予選大会が開催されました。当日は天候にも恵まれ、白熱したコンペティションとなりました。
選手は男性5名と女性1名の6選手で、日頃から磨き上げてきた技術と今まで蓄積した知識をフルに使い3時間30分を競い合いました。中には再チャレンジの選手もおられ、この大会に対する熱い思いが作業姿勢を通じて伝わりました。
今回、2名のタイムオーバーの選手が居られましたが、タイムオーバーの合図にもめげることなく、作業延長終了時間までに料理を仕上げられました。その立派な作業姿勢には、審査員も、料理人として深く感銘を受けておられました。
すべての審査が終わり、表彰式の後、選手の皆様はすごく晴れ晴れとした笑顔を見せてくれます。その姿からは地域の食文化を継承し発展させていこうとする心意気はもとより、日本料理を志す次世代を育成する力を感じます、そしてこの大会が未来の日本食文化の振興に繋がると信じております。
入賞者、当日の様子は下記のとおりです。
優勝 沢村 裕規 氏(迎賓館TOKIWA/新潟県)
作品テーマ ~秋風吹く頃~
2位 西脇 修 氏(和食西わき/山形県)
作品テーマ
3位 佐々木 綾 氏(北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ/岩手県)
作品テーマ ~秋風感じる鯛と穴子をつかった御料理~
選手作業風景
審査風景
視察・取材風景
当日は、報道プレスとしてNHK新潟放送局、新潟放送、新潟テレビ21、および新潟日報社にお越しいただき、選手の皆さんの緊迫した熱戦の様子を取材していただきました。
表彰風景
宗川 裕志 日本料理コンペティション運営委員 京都調理師専門学校
高橋 英司 氏 料亭鍋茶屋 主人
新潟調理師専門学校