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日本料理アカデミー正会員懇親会開催報告@瓢亭

最終更新日:2018年8月31日 タグ:

平成30年8月29日、瓢亭 京都南禅寺畔にて、日本料理アカデミー正会員懇親会を開催いたしました。名物の瓢亭玉子と共に瓢亭の代名詞として名高い「朝がゆ」をお目当てに、朝早くから、16名様がご参加くださいました。お食事の前に、14代当主の高橋英一様より、「朝がゆ」の始まりのきっかけやさらに歴史の古い瓢亭玉子について、貴重なお話を拝聴いたしました。

お話しの合間にお食事を勧めてくださる場面もありましたが、皆さま真剣な眼差しで聞き入っておられました。ご講話のあと、いざ憧れの朝がゆへ。まずは梅湯、それから瓢亭玉子をはじめ、ひさごの器の三段重、椀物、鮎の塩焼きなど、そしてふっくらと炊きあがったお粥の登場。お茶碗によそい、出汁と醤油の葛あんをかけ、混ぜずにいただくとのこと。食べていく間に自然とお粥とあんが塩梅よく混ざっていきます。お米の粒をしっかりと感じますが、ふっくらとして口当たりがとても滑らかです。

皆さん食べることに集中して、静かな雰囲気になりましたが、司会の竹中徹男さん(清和荘)が場を盛り上げてくださり、それぞれ自己紹介をしていただきながら、和気藹々と、とってもほっこりとした懇親会となりました。

今回は正会員対象の懇親会でしたが、准会員や賛助会員の方もご参加いただけるように、いろいろ企画して参りますので、その節はぜひご参加くださいませ。

最後になりましたが、この場をお借りして、とても素晴らしい「おもてなし」をしてくださった瓢亭の皆さまに感謝申し上げます。