平成25年3月24日、神戸山手短期大学にて、日本料理アカデミー理事長の村田吉弘が「日本料理と美意識」をテーマに講演を行いました。
口腔内の体積を考えた日本料理独特のきめ細やかな調理方法や、お椀の大きさを男女で変えるというような我々独自の文化が
もつ美意識が、世界で通用する日本料理につながっているというお話がなされました。また、油脂成分を多く用いる他の国々の料理に比べ、うま味成分を用いた日本料理はカロリーが低いという説明が行われ、本来のおふくろの味を含めた日本料理や日本文化の良さを今一度再認識していただき、ぜひ次世代や世界に伝えていっていただきたいとの熱い想いが語られました。