• 活動報告

京都・和食の祭典2018

最終更新日:2018年3月12日 タグ:, ,

平成30年3月4日、京都市の西本願寺および龍谷大学大宮キャンパスにて、「京都・和食の祭典2018」を開催いたしました。天候にも恵まれ、過去最高の10,500人にお越しいただきました。
毎年好評いただいております、京の有名料亭による合作特別点心は今年も京都・和食の祭典大人気で、早い方は当日朝7時半頃からお並びいただき、9時45分に販売開始。1時間足らずで400食が完売となりました。昨年同様、菊乃井・たん熊北店・魚三楼・天喜(「き」喜の草書体「七」3つ)による<梅の宴>、瓢亭・美濃吉本店竹茂楼・美山荘・山ばな平八茶屋による<桜の宴>が提供されました。
また、和食料理人による大根炊き、粕汁の販売も行われ、最大で約200名の行列ができ、13時過ぎには完売いたしました。
提供店舗は下記のとおりです。(提供順)
大根炊き:祇園さゝ木、木乃婦、たん熊北店、天喜
粕汁:魚三楼、美濃吉本店竹茂楼、萬重、菊乃井

 

 

恒例の「ほんまもんの出汁の試飲」コーナーでは、魚三楼、菊乃井、木乃婦、さいき、たん熊北店、なかむら、萬重、山ばな平八茶屋(五十音順)、8店舗の有名料亭が持ち寄った出汁を無料で試飲していただきました。こちらも行列が絶えることなく、大変ご好評いただいておりました。京都・和食の祭典

また、親子を中心とした参加者を募集し、「親子で楽しもう!和食づくり体験」を行いました。講師は日本料理アカデミー地域食育委員会の委員長園部晋吾氏、20組40名のチケットは早々に売り切れました。アンケートに回答いただいた方からは、「子どもが楽しんで料理を作っていたので、食育にもなり、いい体験をさせてもらった。」、「材料を切るところからすべて子どもにやってもらえるような体験は、あまりないので大変良かった。とっても美味しかったので来年も参加したい。」などのお声をいただき、大満足・満足という評価をいただきました。

「和食文化を学ぶ」のコーナーでは、企画展示「日本料理のテロワール」や「こだわりの食材づくりから料理まで」と題し、学者(伏木亨氏)、生産者(石割照久氏)、土壌医(吉村大輔氏)、料理人(中村元計氏、髙橋拓児氏、才木充氏)、それぞれの観点からそれぞれの場面での想いや工夫について語る、トークイベントを行いました。

物産販売においては、日本料理アカデミーブースを設け、日本料理アカデミー会員の7店舗より、下記商品を販売いたしました。

魚三楼(ごま豆腐、ちりめん山椒)
菊乃井(湯葉にゅうめん、鶏塩スープ麺、ふりかけ)
京都吉兆(さんま山椒煮、丹波黒甘納豆、フルーツゼリー寄せ)
たん熊北店(だしパック)
野田屋(京のくろ味(黒酢味噌)、京都九条のねぎ塩ドレッシング)
湯波吉(徳用ゆば)
梁山泊(京・百万遍梁山泊謹製おみづがし 泉殿IZUMIDEN)

(五十音順)

今年もたくさんの方々に和食文化の魅力を感じ、味わい、体験していただきました。たくさんのご来場ありがとうございました。

京都・和食の祭典サイトはこちら